こんにちは。

タイトルが、バカじゃねーの?に見えてしまうのは僕の心が汚れているからでしょうか?

さて、前回僕が書いたエントリー内の黒染めについてパーカライジングではないのか?とご指摘をいただきましたので、ここで、パーカライジング(リン酸塩皮膜処理)四三酸化鉄処理について書いておきたいと思います。

Koken酸化被膜ソケット
※写真はKokenのソケットなので、処理方法は?です。でも若干ですが白い粉が出ている感じがするので四三酸化鉄処理かな?と。

まず、リン酸塩皮膜処理ですが、これはパーカライジングと呼ばれることもある、パーカライジング社が行う処理方法のことです。鉄表面に不溶性の亜鉛または亜鉛-鉄の第三リン酸塩被膜を形成させます。

次に、四三酸化鉄処理ですが、これは鉄鋼表面にFe3O4(四三酸化鉄)の黒色の酸化皮膜を作る処理方法です。こちらの処理は黒染めとしては一般的なものです。

僕が前回エントリーで、四三酸化鉄処理と書いたのは、Snap-onのインダストリアルフィニッシュの限定工具カタログに「黒染め」と表記があったので、一般的には黒染め処理=四三酸化鉄処理(黒色化処理)のことを指すということで、四三酸化鉄処理と書いています。また、四三酸化鉄皮膜を生成する処理温度が150℃程度と低いので、処理物の軟化などが起こりにくく、強度、粘性を保つ必要のある工具にはこちらの処理が適当ではないかと思ったわけです。

あと、もしパーカライジングであればパーカと記載するのではないかと個人的には思うわけです。(パーカというだけで価値がちょっとは上がりそうです)

とはいえ、真実は工具メーカーのみぞ知るということで、ひとまずこの話題は置いておこうと思います。

もしかして、パーカならスミマセンとうことでw

追記
もしかしたら、もしかしたらですが、Snap-onなので、パーカでも四三酸化でもなかったりする可能性も僅かですが、あるかもしれません。

インスタブラック333とかイーテック505プラスとかブラッキーとか常温黒染剤みたいなもので染めているかもしれませんし、黒染めの闇は深いです。黒だけにw

本日もご覧いただきありがとうございました。

次回エントリーもよろしくお願いします。

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