Snap-onのドライバーグリップ

一目見てSnap-onと分かる工具と言えば、ドライバーですが、Snap-onのドライバーは特徴的なグリップが魅力的です。ちなみに、MACはペンタグリップという五角形のグリップが有名です。

このSnap-onのドライバーグリップですが、元々の形状は三角形で、少し角の取れた四角形になり、このラチェットドライバーにも使用されているような形状になりました。

その後、満を持して機能性がUPされた樹脂グリップが登場しました。油が付いても滑りにくく、グリップ性も向上した機能的にはとても素晴らしいものでしたが、デザイン性が支持されず、人気が出ませんでした。

そこで、Snap-onは再度旧グリップ形状のドライバーを販売します。これが、復刻版旧グリップ(オールドグリップ)と呼ばれている現在のドライバーです。

昔のものと、形状は同じなのですが、ロゴ部分が、現在の太めのロゴに変更されており、ロゴの彫りも浅くなっています。

Snap-onドライバーの各グリップの比較

  1. 三角・丸四角グリップ
  2. 旧グリップ
  3. 樹脂グリップ(パワーグリップ)
  4. 復刻グリップ(オールドグリップ)

1 三角・丸四角グリップ

アンダーライン旧ロゴの時代

樹脂表面はざらざらしておらず、新品の状態から艶があります。カラーは黒と赤があります。

2 旧グリップ

買取では最もよく見る形状のドライバー

樹脂表面はザラザラしており、四角形をえぐったような形状が特徴的です。現在の中古市場で「旧グリップ」と言えば、このグリップのことを言います。

3 パワーグリップ

機能性に優れるグリップ

樹脂表面はザラザラしており、旧グリップをさらに変形させたような形状です。滑りにくく、力がかけやすい機能的なグリップですが、あまり人気が出ませんでした。

4 オールドグリップ(復刻旧グリップ)

2の旧グリップと形状は同じですが、ロゴが違うグリップ

旧グリップと形状は同じですが、ロゴに違いがあります。旧グリップのロゴは彫刻が深いですが、復刻グリップはロゴが浅くなっています。

旧グリップとオールドグリップ復刻のロゴ

旧グリップとオールドグリップ(復刻)のロゴの違いを比べてみます。左が旧グリップ、右がオールドグリップ(復刻)です。

こうして比べてみると、ロゴの違いが一目で分かります。左のロゴは画像で見ても立体感(奥行)があり、ロゴが細目です一方右の復刻のロゴは太く、立体感を感じないのがよく分かります。

最終的には工具は好み

スナップオンのドライバーグリップに種類があることを説明してきました。

どのグリップも魅力的ですが、最終的には「好み」だと思います。旧グリップよりも復刻グリップが劣っていることもありませんし、デザインも完全に「好み」です。

自分で選び大切にしていた工具だからこそ、売却の際は当店におまかせください。

大切に査定し、お買取りさせていただきます。